だいぶ体調も良くなってきたので、
そろそろ先々週の十勝探訪について記録しておこうかな。
■ぱんちょう
おくさんの友人を帯広に招待したので、
友人を引き連れて改めて十勝探訪の旅にでました。
まずは、友人は帯広へ来るのは初めてだったので、
一応おきまりの豚丼屋さん「ぱんちょう」へ。
帯広の人間からしてみると、豚丼は食べに行くものではなく
家で食べるものなので、ぱんちょうで食べてもまったく感動がありません。
チェーン展開している「いっぴん」の方が好きです。
■高橋まんじゅう屋
次に、池田のワイン城へ向かう途中に、
「高橋まんじゅう屋」に立ち寄りました。
おやき屋さんですが、チーズが入っているおやきが特長。
〒080-0801
北海道帯広市東1条南5丁目
TEL:0155-23-1421
■池田ワイン城
写真は、ワイン城の屋上から撮影したものです。
広大な十勝平野を見渡せます。
ワイン城の4階レストランで販売している、
「Vintageぶどうジュース」は、なまらうまいです。
高い(一本350円だっけな?)の価値は十分すぎるほどあります。
■幸福駅
ぼくが十勝に住んでいた頃は、あまりにもすぐ近くにあって
いつでも行ける距離だったので、行ったことがありませんでした。
帯広から25kmほど南へ走ると、帯広空港のそばにあります。
昔の駅がそのまま残ってます。
幸福駅のあと、愛国駅にも行きましたが、
基本的な観光コースは「愛国→幸福」だそうです。
なぜか?は、愛国駅へ行ってわかりました。
愛国駅は、リフォームされたようで、ただの新しい物置みたいでした。
幸福駅を見た後に愛国駅を見ると、萎えます。
是非とも「愛国→幸福」の順で見て回りましょう。
写真右は、池田町で買ってきた「パパラギ牛乳」というもの。
この牛乳を飲んだら、市販されている牛乳は水のように感じてしまいます。
■有楽町
帯広でジンギスカンとホルモンを食べるなら、ここ。
地元の人しか行かなそうな店、「有楽町」。
市内にある「来夢館」というスナックのママに紹介されて
行ったのが最初で(大学4年生の頃かな?)、
それ以来ホリックです、有楽町ホリック。
三人で「ジンギスカン5人前、ホルモン3人前、半ライス3人前、
うどん1人前、ウーロン茶3人前」頼んでも、一人あたり800円くらい。
安くてうまい。
■ナイタイ高原
最近は、こういう「何もないところ」を見て回る楽しさにはまってます。
士幌の奥にあるナイタイ高原。
前回訪れたのは、夏まっさかりのころ。
比べると、今回は空と大地の色のコントラストが素晴らしかった。
ウソみたいな色づきかたでした。
■糠平湖(タウシュベツの眼鏡橋)
糠平湖から少し林道を走ると、タウシュベツ川橋梁というものがあります。
旧国鉄士幌線の廃線により使われなくなった橋梁です。
現在では、人工物であるにも関わらず自然にとけ込んだその姿が
非常に神秘的でロマンを感じてしまいます。
季節によっては、水中に沈んでいるこの橋ですが、
今年は水位が低くて、今の時期でも写真のように見ることができます。
11月くらいになると、回りの山々の木々の葉が落ち、
緑に隠れている路線跡なども見ることができるらしいです。
■然別湖
少しずつ色づき始めた然別湖。
湖畔にある足湯につかり、旅の疲れを取りつつ、
秋の十勝の風景を満喫。
ここの温泉は、硫黄泉なんですね。
けっこう濃い温泉のようで、足湯につかっただけなのに
湯あたりしそうになりました。
■南大門
南大門という大学生御用達の焼き肉屋さん。
肉の質は、平和園や五条軒に比べると低いものの、
札幌で食べる普通の焼き肉屋さんに比べれば上質。
何より、安い。
写真は、ランチメニューのサーロインステーキ定食。
200gのサーロインステーキに、ライスやサラダ、
スープがついて、990円。
これを常連は、「キュウキュウ定」と言ってました。
という感じで、9月23日〜24日は十勝を満喫した週末でした。
でも、悲しい話もいくつか...。
まずは、ぼくが憬れていた音楽人、アサヤンの死。
浅倉功一というトランペット奏者です。
若い頃は東京で活躍していたらしいです。
※当時は、若手時代の山下洋輔などと共演していた。
十勝に移り住み、地元の音楽人とともに活動していました、
筋ジストロフィーを患い、体の自由が次第に失われ、
それでもげんこつでトランペットを吹く独自のスタイルと
「気持ち」で演奏し続けました。
ぼくが帯広に住んでいた4年半。
ときどき彼の演奏をAddというジャズバーで体感しました。
Addのママにも、「あなたも演奏に混じりなさいよ」と
何度か言われましたが、「ぼくなんて、まだまだなんで...」と
今では考えられない引っ込み思案さで断り、
結局Add Bandに参加することはなかったのが、
今となっては非常に残念です。
アサヤンの演奏と、アサヤンを取り巻く音楽人の演奏は、
ジャズの本質です。
彼らの音楽を聴かずして、ジャズとは何か?を表現できるのかな?
そう思うくらい大切な音楽だと思います。
ぼくのFavorite Musicianが一人、
いなくなってしまったのは非常に寂しいです。
でも、リアルタイムで彼の演奏を体感することができて、
本当に良かったです。
そしてもう一人。
喫茶店ラパンのマスターの死。
ラパンは、ぼくが大学時代の4年間とアルバイト時代の半年。
ほとんど毎日通っていた喫茶店です。
店は、ママがほとんど切り盛りしていて、
マスターは昼前後の3時間くらいしか店に顔を出しませんでした。
持病があったせいなのですが。
マスターは、若い頃は走り屋風で、ジャズを愛し、
尖った人間だったそうです。
ぼくが知り合った当時(今から15年ほど前)は、
ラパンのテーブルに座り、コーラや珈琲を飲みながら
常連さん達と会話を楽しみ、
季節によっては店内のテレビで高校野球を見ている
「好々爺」風のおっちゃんでした。
病気のこともあり、いつかは...と思っていましたが、
今回帯広入りしてラパンを訪れて、
「マスター、星になったんだよ」って言われると、
やっぱりズドーンと落ちてしまいました。
それでも、ママとはマスターが元気だった頃の思い出話を
ゲラゲラ笑いながらしたりして...。
そうすることが、マスターも望んだことなんじゃないかな、
と思いながら。
いつまでも、マスターは大好きだったラパンのあのテーブルに
座って、コーラや珈琲を飲みながら
大好きだったBill Evansを聞いているんだろうな。
人は必ず死ぬ。
時を重ねれば、出会った数と同じだけの別れが来る。
そんな当たり前のことを痛感した週末でした。